日本の農業人口

日本の総人口は、2008年(平成20年)をピークに減少に転じました。人口の集中を都市部とそれ以外の農村部に分けてみると、農村部では1970年(昭和45年)以降一貫して人口が減少して、都市部に比べ20年ほど早く高齢化が進んでいます。さらに2010年から2050年の間に、山間農業地域で約7割、中間農業地域で約5割、平地農業地域で約4割の人口が減少すると予測されいます。(農林水産省推計)

農業面積

農業人口の減少に伴って、耕作面積も減っています。またそれに伴って、耕作されていない農地が増えています。実際、荒廃農地(調査員の判断できまる)の面積で2015年(平成27年)には28万4千ha、耕作放棄地(農家の耕作意思で決まる)の面積で2015年(平成27年)には42万3千haあります。

 

生産品目と生産量

農作物の生産品目、収量と単位面積当たりの収量、実際に出荷した出荷量、その出荷金額、投下した水・電力、肥料、資材、労力は、農業の生産性を評価する尺度です。

以下は日本の主要な生産品目と収量を示しています。なお、生産品目、収量と単位面積収量は、FAOと農林水産省からの統計情報が公開されています。

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